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こんにちは、銀座ヨシノヤ銀座六丁目本店宮崎です。
今日は、矢筈
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こちらは、修理で承った紳士靴です。
ハンドソーンの靴では珍しく矢筈がけしています。矢筈とは、弓の両端の弦をかける部分のことです。幕末から明治維新にかけて侍が靴を作り始めたこともあり、侍言葉が靴専門用語になったものがあります。
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さて、靴で矢筈とはソールのエッジ部分を斜めに削りソールを薄く見せる手法で靴をエレガントに見せるテクニックです。エッジを斜めに削る際に出し縫いの糸を切らないように、コバの張り出しはやや強くなります。履き心地には影響しませんが、靴としての美しさにこだわって手間をかける。
日本の職人仕事っていいですね!!