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こんにちは、銀座ヨシノヤ銀座六丁目本店宮崎です。
今日は、手工靴のヒールの話。
銀座ヨシノヤでは、昔からハンドメイドの靴のことを手工靴と呼んでいます。
手工靴は、ヒール内側の角が丸く削られています。
新入社員の頃、「ヒールの内側をみれば手工靴かどうか見分けられるよ!」なんて言われていました。では、なぜヒールの内側の角を落しているかというと、パンツの裾を引っ掛けてないための配慮だと言われています。昔からずっとそうであったかというと、70年代以前の手縫い靴では削られていませんでした。おそらく70年代中盤から80年代くらいからだと思います。
ヒールの内側が削られていない靴をみると案外この部分をぶつけていることが多いので、このひと手間は、パンツをそして靴を傷めないためにも理にかなっています。
先人達の知恵ってすごいいですね!!
10年くらい前かな、職人から「ヒールの内側削るのかっこ悪くないですか?」と言われ、一時期削りが少ないものがありましたが、今はハンドメイドの証だとしっかりと削ってあります。立体的な造形がエレガントな手縫い靴には、丸く削られた曲線が美しいヒールが合いますね。