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2023.05.14
宮崎が気になる紳士靴O 673
こんにちは、銀座ヨシノヤ銀座六丁目本店宮崎です。
今日は、宮崎が気になる紳士靴
2013年発売の九分半仕立てO 673です。
10年前に登場した九分半仕立ての元祖であり、九分半この靴から始まりました。現在では9モデルあります。
九分半シリーズの特徴は、エレガントなルックスと繊細で柔らかな履き心地です。実は、昔の日本には、キッド(仔山羊革)やカンガルーなど繊細な革を使った手縫い靴がたくさんありました。九分半シリーズは、それらを今の感覚で蘇らせたものです。
甲革にイタリアンベビーカーフ、ライニングにゴートを使っています。
昔、繊細な革を使ったハンドソーンの靴が多かったのは素材の品質レベルが高かったからです。九分半を企画した当時は、イタリアンベビーカーフがソールの硬さに耐えられるかなど耐久性が心配されていました。
華奢モノと呼ばれる繊細な靴作りを得意とする工房が手掛けるため、得意分野がマッチしており、靴の良さが際立っています。偶然にも世界で難しいとされる美しさと履きやすさを兼ね備えた靴が完成しました。
<商品詳細>
品番 O 673
発売年 2013年
色 ブラック
甲革 イタリアンベビーカーフ
靴型 EE(OG954)
サイズ 23.5 ~ 27.0
ソール レザー
製法 ハンドソーンウェルテッド(九分半仕立て)
税込価格 220,000円
発売当初は、バーガンディという赤ワインのような色もありました。