Blogブログ
こんにちは、銀座ヨシノヤ銀座六丁目本店宮崎です。
今日は、修理に持ち込まれた紳士靴を紹介します。
2000年発売の発売の九分仕立てO 442です。
クラシコイタリアが流行っていた頃のデザインです。
この時代のボノーラやエンツォ・ボナフェ、ストール・マンテラッシなどのイタリア靴が,宮崎を靴好きにしました。懐かしく思えますが、今みてもかっこいいデザインです。
O 442は、ノルベジェーゼ製法の靴のようなソール周りのボリュームを出すために、ストームウェルト仕様+コバはダブルで仕上げています。こだわり満載の九分仕立てですが、当時は本体価格で69,000円で販売していました。信じられないくらい安いですよね。
「あの時買っておけば・・・」と思いますが、その当時はこの価格でも手が出なかったんですよね・・・。
職人の技術力と器用さのおかげで手工靴は、トレンドに沿ってさまざまなテイストの靴が登場し続けています。あらためて職人に感謝です。
<商品詳細>
品番 O 442
発売年 2000年
色 ブラック ・ タン
甲革 牛革・デュプイ(仏)
靴型 EE
サイズ 23.0 ~ 27.0
ソール レザー
製法 ハンドソーンウェルテッド(九分仕立て)
* 現在は発売しておりません。